鬱勃起文学始まったな

どうもフリッパ朗です。

秋の夜長にこんなテキストはいかがでしょうか。
寝取られ系の鬱話なんで、苦手な方はやめて置いてください。

http://mousouteki.blog53.fc2.com/blog-entry-2505.html
続・妄想的日常というブログの「ある男の悲劇」というエントリです。

時間がない方のために簡単に言うと、
彼女の体中にキスマークが>女友達とレズ行為判明
>彼女の家に言ったら、女友達の彼氏と3Pに突入>キタコレ
という話です。

読んでみると結構ヘビーなんですよねー。
この手の話って、やっぱり精神的に来る。
天使の卵やら、世界の中心で愛を叫ぶ、みたいなヒロイン死ぬ系の次に来るのは、
こういった鬱勃起系(憂鬱になるんだけど、え・・・俺興奮してる・・・?系)なんじゃないですかね。
幻冬舎辺りが既に出版していそうで怖いんですが。

さてさて。
上の話についてですが。
個人的には「sneg?(それなんてエロゲ?)」って感じでして。
エロ描写が無ければ「ガチかも?」と思えましたよ。
だってさあ、「エロを見せる」ためにやってるAVだって、
ここまでガチムチのベストアングルで見えないわけじゃないですか。
「そこをもっと見せろよ!」とか「ここは後ろから撮れよ!」みたいに。
いわんや、覗いている状態おや、ですよ。

AV監督なめんな。

しかし、しかしですよ。
やっぱり気分が悪くなるようなリアルさがあるわけですよ。
そんなわけで、この話のリアルさの源泉について考えてみました。

1.エロゲのシナリオには中々無い途中休憩の存在
最近ちょっとフランス書院の方は読んでいないんでわからないんですが、
Hを中断して外で煙草を吸う、なんて展開なかなかないですよね。
俺がエロ小説家だったら、勢いで最後まで書いてしまいそうだし。
しかしそこで敢えて途中で止める。
読者は「その間に冷静にならないか!?」と期待するわけですよ。
で、裏切られて「もおおおおおおお」となるわけですよね。
作者はわかってますねー。

2.敵役の人格表現が最後まで崩れてない
「相手の女とか、とことん最低にしちゃうだろ」なんて考えは、僕ら凡百のアウザーの発想。
敵役がしっかりしてこそリアルさが増すわけですよねー。
相手の女は、女神転生で言うと「カオス・ニュートラル」なキャラで、
軽い後日談のあたりまではちゃんと徹底できてると思います。
イメージ的に彼女は「ニュートラル・ダーク」かな。

3.ありえない展開だけに、逆に本当かもと思わせる
「事実は小説より奇なり」とか言いますけど、普通に考えて進むであろう展開と、
内容が大きく異なることで、疑い深い人ならなおさら、
「ガチなんじゃないだろうか・・・」って思ってしまうわけですよ。
だって考えてみてくださいよ。
レズやってたのがバレた翌日に、3Pやってんですよ?
お前どんだけ大物だよと。
ナチュラルボーンヤリマンかよ彼女。
流石に俺も作者だったらこの展開は無い。
だからこそ逆に、「まさか・・・」と思わされるわけですよ。
彦摩呂さん曰く、
「エロ小説のIT革命やー!」ですよ。

4.こまめにレスを返す
これは2chならではですけどね。
ちゃんとレスを返すとガチっぽさが増しますよね。
でも色々と苦労しているようですが・・・。


というわけで結論。
鬱勃起小説書いて一儲けするなら、今のうちですよ!
あ、うちのブログでアフィリエイトとか貼らしてくださいよウヒヒ。
ということで。