ヤドリギ

木を隠すなら森とはよく言ったものですが、
そのさらに木に隠された寄生植物なんて、もう森から見つかるべくもないですよね。

で、そいつが見れるのはいつかというと、冬の山でですよ。
リフトに乗りながら辺りを見ていると木の枝にボール上の何かが。
そこで、あーヤドリギって実在したんだ。UMAじゃなかったんだ、と思うわけです。

よくよく考えてみると、環境が変わったせいで見えなかったものが突然目立つとか、
意外とそういうことってあるわけです。

情報処理の試験を受けに行ったら、普通の茶髪が恐ろしく目立つとか。
あの試験会場は恐ろしいほどに黒髪率が高いんで、普段は全く珍しくない茶髪が、
「この野郎!ビットパリティーなめんなよ!」なんて視線で見られてしまうのです。

わが社の職場で涼宮ハルヒの憂鬱を貸し借りしていた後輩も同じこと。
可愛そうなほどに、女子陣から「キモイキモイ」と大好評です。
ネットとかブログとかなら、普通に書いているんで油断したんでしょう。
社会人としてまだまだ甘いと言わざるをえないですね。

僕ぐらいのレベルになると、
休日出勤の昼休みの間に秋葉原に行って、
狙いの商品を購入して職場に帰ってきたとしても、完全に普通の様子ですからね。
昼休みの10分前に職場から消え、さらに電車の遅れのせいで20分遅れて職場に帰ってきても、
何事も無かったかのように振舞っておりました。


職場が変われば完全にヤドリギ状態で目立つに違いない愚行。
海より深く反省したいと思います。

でも、再販されたセイバーのトレーディングフィギュアは、
恐ろしく良い出来ですので、まだの人は是非手に入れるべきと思います。

ああ、やっと書きたかったことが書けた。