バイオ6ってホラーゲームの取っ掛かりに最適なんじゃないかな

バイオハザード6が発売されてしばらく経ちましたね。
それを横目で見ながら、「興味はあるけど、ホラーゲームはちょっとなぁ」
と手を伸ばせないでいる方もいるのではないでしょうか。

(厳密に言うとバイオハザードはホラーゲームではないんですが、
 一度もそれっぽいゲームに触れていない方からすれば、その辺の区別は不要ですよね)

ということで、今回はバイオハザードを取っ掛かりにして、
ホラーゲームに慣れてみてはどうか、という話です。


○取っ掛かりになる理由その1「撃てる」

ご存知の通りホラーゲームと言っても色々ありまして、
同時に登場する「敵」ことお化け的存在もまた、作品によって色々います。
殺人鬼、サイコパス、ゾンビ、悪霊、吸血鬼、宇宙人などなど。

そしてその相手に合わせて、また主人公のスキルに合わせて、
対処方法も変わってくることになります。

最悪の組み合わせのひとつは「悪霊vs少女」とかですかね。
ひたすら逃げ続ける羽目になったりします。
カミーユの言っていた「一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうか!」の
やられる側の状態です。

そう考えてみるとバイオハザードはベリーイージーです。
銃器の扱いに慣れたタフガイを操作して、ゾンビを撃ち殺せる訳ですから。

しかもバイオハザード6は(これは5のほうが顕著だけども)、
一部のシナリオ(レオン編)以外はゾンビっぽいゾンビも出てこず、
遠目にはただの強盗や民兵にしか見えない奴らが相手です。
(顔をよく見ると目がたくさんあったりしますが)

今回の特色として、倒された後で別の姿に変身することもあるのですが、
変身後は主に特撮系クリーチャーになるので、ホラー的な怖さはありません。

つまり・・・

撃てば死ぬ上に見た目も怖くない!やったね!


○取っ掛かりになる理由その2「王道シナリオ」

バイオハザード6は今のところあまり評価が高くありません。
その理由として「毎回同じようなストーリーで飽きた」「予想通りのことしかおきない」
などという点が上げられるのですが、これはこのシリーズをはじめて行う人にとっては、
別に欠点とはいえないですよね。

むしろホラーゲーム的お約束に慣れることが出来る、
と言えるのではないでしょうか。

ホラー映画にお約束(カップルがいちゃつくと死ぬ、シャワー浴びると死ぬ、など)がある様に、
ホラーゲームにもお約束があります。
時間のかかるアクション中に敵の襲撃、ドアが閉められると敵の襲撃、車に乗ったら上から襲撃、
すぐ全滅する援軍、などなど。

これに慣れておけば、大体先の予測が出来るようになるため、
今後この手のゲームをする際も活かすことができるのです。

でも最近はあえてそれを裏切るゲームもあるから一応気をつけてね!


○取っ掛かりになる理由その3「すぐ死ぬ」

ホラーゲームを初めてやる人が、実際ゲームを始めて一番嫌なのは、
やっぱり自分の操作するキャラクターがダメージを受けることでは無いでしょうか。

レーシングゲームの初心者が画面と一緒に体を傾けてしまうように、
ホラーゲームを初めてやる人は、ゲームで受けたダメージを心の傷として受けがち、
もしくはそれを極度に怖がりがちなのです。

バイオハザード6はそのあたりの配慮もバッチリです。

特にレオン編以外で顕著なのですが、あっさり死にます。

敵にかこまれてウワー的な奴ではありません。
例えて言うと、通常の戦闘の間に、突然暴走トラックに追っかけられて、
操作をちょっと間違えると轢かれて死ぬ感じです。
ドッキリ、というよりはポカーンです。

これがどんなメリットなのかというと、
何度も車に轢かれているうちに、「操作キャラクターが操作ミスで死ぬ」ことに、慣れてくるわけです。
つまり、緊張の糸が切れて、操作キャラクターに客観的になってくるんです。
そうなってくると、もうダメージを受ける恐怖なんて無くなって来ますよね。
「さっきの所でダメージを受けすぎたから、ここは一回死んで仕切りなおそう」とか、
「ここは一回噛ませて、振り払って突破しよう」なんて判断も出来るようになれば、
脱初心者どころか熟練者への道も開かれようというものです。

そのあたりのランクアップが自然と出来るバイオ6!いやー良いゲームですね!



いかがでしょうか。
バイオ6がホラーゲームの取っ掛かりに最適であることが、
ご理解いただけましたでしょうか?

それじゃあ、購入を決めた方向けにまとめを。

・怖いのが嫌ならジェイク>クリス>レオンの順で。怖がりたければその逆で。

・即死イベントは難易度アマチュアでも即死なので、死亡回数は気にしないこと。

これでクリアする頃には一端のホラーゲームプレーヤーです。
その後には軍隊から女子高生心霊研究家まで、幅広い就職先が待っています!

さぁ、とっかかってみよう!