僕たちはブログを書けない

昔は月に1件ぐらい書いていたブログを一切書かなくなって、もう7年ぐらいになります。

再びブログを書き始めようと決心するにあたり、なぜ書かなくなったのか、その分析をしたいというのが今回のテーマです。

 

・ブログを書く精神的余裕がなかった?

 

これはあまり信憑性がない。なぜならこの7年間で余裕がなかった、と後から評価できる期間は1年程度で、影響のある前後期間を加味しても2年というところ。

それ以外は社内規定に違反しないように暇をつぶす研究に余念がなかったわけで、忙しかったから書かなかった訳ではないと思います。

 

・書くべき面白いことがなかった?

 

これも違う気がする。この7年で結婚し、子供が2人生まれているんです。

その間、同僚に披露して笑いをとれるエピソードは相当あったはず。

(そう書いてみたらぱっと思いつかないけれども)

ただ、ネタがあるのとブログを書くのとでは少し意味合いが違うかもしれない訳で。

「ブログに」書くべき面白いこと、というと、個人的には「オチがつけられる話」という意味だと思っていて、

その意味で「オチまで見通せるエピソード」があったのかと言われると明確な答えが無いんですよね。

そもそも「これブログに書ける話か?」という発想自体がずっとなかった気がしてきました。

 

・書こうという意欲をTwitterに持っていかれたから?

 

つまりそういうことなのかと。

文字数を言い訳にオチをつけないで書ける、きわめて敷居の低いこのツールに、何かを書こうという意欲を持っていかれていたのではないかと。

さらに問題なのは「いつでも(Twitterに)書ける」と思うと、もう書きもしないということ。

そう、この7年間たまにツイートをしていたかというと、していない。

思ったことや遭遇した出来事について、ほぼ何も書いていない・・・。

ここまで書いてみると、今回再びブログを書き始めようと思った理由まで見えてきました。

 

Twitterに書けなくなったからなんだよな

 

当初フォロワー0で問題なく利用できていたTwitterなのだけど、フォロワー0の人間がフォローすると自動的にブロックするツールがあるらしく、とても悲しい思いをする羽目になった訳です。

そこでTwitter世界の辺縁にへばりつくことに決めたんですが、140字で発信できる内容で、世の中に1ミリリットルの水程度に有用な情報なんて、個人的にオタク趣味を発露している内容しかないわけで、つまりそれは酒だったのです。(前の行から早口で言っています)

そんなわけで、見事にウイスキー垢と化したTwitterに日々の出来事は書けなくなった。

いや、別に苦情があった訳ではないんですが、少なくとも自己認識の上ではそうなったわけで、書こうという意欲は発散されなくなったのです。

だから、こうして再びブログを書こうとし始めたのではないかと。

 

しかし改めてブログを書くことを考えてみると、なかなか有用な点もあるように思える訳です。

そのあたりを次回のネタとして仕込みつつ、しばらく書いてみたいと思っています。